理美容師の手荒れの一番の原因は、毛染めだといわれています。
一口に毛染めとっても、大きく分けて3つあります。色素で髪の毛の表面に色をるつける「ヘアマニュキア」、毛の色素を脱色する「ブリーチ」、脱色して、その髪の中に色素を行き渡らせる「ヘアカラー」です。
その中で、手荒れの原因となるのは、「ヘアカラー」です。ヘアカラー剤の主成分は、パラフェニレンジアミン、PPDAと呼ばれる物質で、このPPDAが酸化する際に黒くなる性質を利用しています。発色はPPDAの混合率によって変わるので、使用する色によっては何種類ものPPDAが混合されているものもあります。
ヘアカラーにはかかせないPPDAも、スプーン一杯飲むだけで死に至るという、大変強い毒性をもった化学物質。肌に付着すると、湿疹や炎症、かゆみをもたらし、しかも、皮膚への浸透性が高いので、その症状は深刻化します。 そうはいっても、理美容師の場合、ヘアカラー剤を使わざるを得ないので、PPDAからは逃れられません。自分でできる予防を徹底するしかなさそうです。