ハンドケア用品の成分といえば、ワセリンといわれるほど、ワセリンはハンドケア用品ではメジャーな成分です。
半透明や黄色で、常温ではちょっとネバネバするような物質です。水にはほとんど溶けず、熱を加えた場合に、液状になります。冷気にあてても固らない性質をいかし、リップクリームなどにも使われます。ワセリンには肌の状態を良くするような成分は入っていません。
つまり、肌にうるおいを与えたり、肌をなめらかにする効果はないのです。しかし、皮膚にぴったりと密着して保護膜をつくり、皮脂に代わって皮膚を覆い、角質層から水分が蒸発するのを防ぐ役割を果たします。
冬場など、特に手荒れが起こる季節や作業をする人は、予防として用いるのに効果的です。もし、水分不足で手荒れを起こしている場合は、皮膚にワセリンを使用する際は、ほどよく湿った状態の肌に塗りましょう。中性で低刺激なので、敏感肌の方も使用できます。
他の成分に比べて格段に安い製品が多いとうのもワセリンの大きな魅力です。ヴァセリンの「ヴァセリン ペトロリュームジェリー」は昔から有名です。
この製品は、とにかく安価な上、ワセリンがたっぷりおしみなく入ってるので、手軽に使えます。少しベトつきがありますが、保護力はさすがです。ロート製薬の「メンソレータム軟膏」にもバセリンが配合されていて、皮膚を保護してくれます。この製品は、ひびやあかぎりにも有効です。