ビタミンAは体にとして、大事な栄養素の1つです。よくきかれる役割としては、視力低下や夜盲症を防止するというものがあります。風邪を引きやすい人や、成長期にある子どもも積極的に摂取するのが望ましい栄養素です。
また、上皮細胞の形成を助けるので、皮膚や体内の粘膜の健康を保ちます。つまり、ビタミンAが不足すると、皮膚はガサガサ、ザラザラになったり、髪が痛んだり、爪も割れやすくなってしまうのです。ビタミンAは、皮膚の乾燥に大きな効果があるとして、最近ではコスメにもよく配合されています。
ビタミンAを豊富に含んでいる食品は、にんじん、ニラ、ほうれん草、モロヘイヤ、春菊などの緑黄色野菜、また、うなぎの肝、鶏レバー、豚レバーなどの動物性食品です。ビタミンAは脂溶性ビタミンなので、油に溶ける性質があり、加熱にも強いのが特徴です。炒め物などにすると、たくさん摂取することができます。
しかし、ビタミンAは通常の食事程度では、過剰摂取にはなりませんが、ビタミン剤で補給する場合に注意が必要です。ビタミン剤で摂取すると、体内に蓄積されやすく、過剰摂取となって、急性中毒症を引き起こすといわれます。
また、一度に大量に摂取すると、数時間で眠気、頭痛、嘔吐等の症状に見舞われる場合があります。特に妊娠している女性は、安全な上限(3,000mg)を守るように摂取しましょう。